お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
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刹那は校長室と書かれたプレートが掲げてある扉をノックした。
「どうぞ。」
校長にしては若い男性の声。
刹那は一度扉のプレートを見る。
やっぱり校長室になっている。
刹那は躊躇いながらも扉を開いた。
ゆっくりと扉を閉め、椅子に座っている人物を見る。
日光が金髪に当り、オレンジ色に輝く。
ナルトと同じ色...。
『貴方が、この学校の校長先生?』
刹那が問えば、肯定の意味を含め、
微笑む。
「そうだよ。」
金髪の彼は、椅子からソファーに移動し、座った。
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