お嬢様は探偵さん 壱

□お嬢様は探偵さん
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「そこ座って。」






刹那は彼の言う通りにソファーに座りれば、逆光で見えにくかった顔が見えた。









若い顔立ち。






30代くらいだろうか。






『若い...。』






刹那はポツリと呟く。






「みんなよく言うよ。」






そう言って金髪の男は苦笑する。






どうやら刹那の呟きは聞こえてしまったようだ。






「話を始めようか...。

俺は波風ミナト。この学校の校長だよ。」






そう言ってまた二コリと微笑む。












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