お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
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「刹那!後で学校案内してやるってばよ!!」
聞き覚えのある声と特徴的な口調の持主を見れば、金色。
校長の息子だ。
『覚えててくれたんだ。』
その言葉が指すのは自分の事か、他愛もない口約束の事を指しているのか...。
どちらにせよ、嬉しいものである。
「当たり前だってばよ!」
ナルトは他愛のない口約束の方意味でとらえたらしい。
『同じクラスで嬉しいよ、ナルト。これからよろしくね?』
ニコっと効果音が付くような微笑み。
その微笑みは初めて会った時と変わらない。
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