お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
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『ありがとうございます。』
刹那は両手でお盆を受け取り、笑みを浮かべる。
ドアが閉まり、刹那は溜め息を吐いた。
『こうなるから勉強道具持って来たんだよ。』
刹那はお盆を床に置き、テーブルの空いている所にコップなどを置いた。
そしてペットボトルの蓋を開け、コップに注いだ。
『多分また来ると思うよ。3時間しないうちに...。』
刹那は先程座っていた席に腰を下ろした。
「何故わかる?」
サスケは先程隠した資料を再び広げながら言った。
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