お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
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刹那はマダラが務める会社とイタチの通う大学の間ぐらいにある喫茶店を検索する。
しかし名前の分らぬ喫茶店。
数が多すぎてどの喫茶店か絞れない。
刹那の思考は低回しながら、結局は同じ結果に結びついてしまう。
木曜日、イタチを尾行する。
刹那はそう決意すると、パソコンを閉じた。
ふと、聞こえてきた扉を開ける音。
耳を傾けなくても聞こえてくる言葉は、ナルトとシカマルのもの。
サボりか。
刹那は貯水タンクの影から出ぬまま。
隠れてるワケじゃない。
ただ単に出て行くのも面倒なだけ。
タイミングを失っているとも言う。
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