夢小説
□好きなひと
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俺には好きな子がおる。
でも、その子はみんなの人気者なんや…
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謙「白石?どないしたん?」
白「なんや、謙也か…」
謙「なんやってなんや!なにぼーっとしてるんや?」
いまあの子が外に見えとるからみてるにきまってるやろ。
白「だからいつまでたっても謙也なんや…」
謙「なんや、それ!名前やからしゃーないやろ!」
白「謙也のせいで台無しや」
おれは深いため息をつき、再び窓の外を見た。
相変わらずきれいやなぁ…
と、思った瞬間あの子がこっちを向いた。
目が合った…
笑ってくれた。
話したことあらへんのに…
謙「しらいし〜?どないした〜?」
白「…だまっとれ」
今日初めてあの子が人気な理由を知った