華鬼

□ベタ惚れ注意報
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『麗二さ〜ん』

自分の名を呼ぶのは愛しい人

麗「おや、真白さん。どうされましたか?」

『えへへ〜ただ会いたかった。』

今は、授業中。
授業をサボってまで会いに来てくれるのがうれしかった。

麗「だめですよ。授業をさぼっては」

『またまた〜先生らしいこといって〜。ホントは麗二だって会いたかったんでしょー?』

麗「ばれましたか・・・」

『へへ〜♪』

彼女はいつも核心をつく。
自分はわかりやすいのだという

麗「昔はいやがられてたんですよねぇ・・・」

『昔のこと。昔のこと。気にしすぎるとハゲるよ?』

麗「そうでしょうか?」

『あ、でも麗二髪長いからな〜』

真白は麗二の髪をうらやましがっている
自分の髪は短いので麗二みたく伸ばしたいらしい

麗「でも、最近伸びてきましたよね」

『うん。』

麗二は真白の隣の椅子にすわり伸びてきた髪を指で梳いた
さらさらと流れ落ちてゆく

『麗二ー』

麗「はい?」

『我慢しなくていいんだよ?』

麗「・・・またばれてしまいましたか・・・」

『ホントわかりやすいんだから』

そう言って真白はにっこり頬笑む

麗「・・・では遠慮無く。」

麗二は真白を抱きしめた

『・・・首に息かかる』

麗「いつもでしょう?」

『そうだね』

そのまま首に口つけた

『///』

麗「どうしました?」

『///な、なんでもない!!』

麗「そうですか」

麗二は真白の顔が真っ赤になっていることがわかった

麗「では、続きは職棟で」

『ま、まって!!』

麗「どうされました?」

『もうちょっとだけ!!』

真白は麗二の白衣を引っ張って顔を隠している。
麗二は赤い顔が見たかったが真白がどうしても離れないので断念した

麗「もうすぐ終鈴がなりますよ?」

『うん』

顔を話したときはもう赤みが消えていた

麗「残念ですねぇ・・・」

『そうですね』



『じゃ、続きは職棟で』

真白は保健室を出て行った

麗「たのしみです」

→あとがき
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