薄月鬼碧血緑
□第三話
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うさぎ【…局長命令なんだな?】
咲妃【そうよ】
うさぎ【衛 残った隊士達に通信だ 逃走経路を確保しねえとな】
衛【ああ!】
うさぎ【千鶴 おまえはここで待ってろ】
千鶴【…うん】
咲妃【千鶴ちゃん、これを持って行ってね、逃亡資金よ。此を持って早く逃げて頂戴、君は刹那さんを頼ってどこか遠くに】
千鶴【ううん、俺はうさぎと一緒にいくよ…咲妃さんこそ一緒に逃げようよ】
咲妃【あたしが逃げたい何て言ったらうさは羅刹化して命懸けで戦うわーそんなことしたらうさの寿命が縮んでしまう。前世の二の舞になるんでしょ?あの子の命を盾にしてまで生きるわけには行かないわこの体だけで仲間の命が守れたら本望よ、千鶴ちゃん、うさを頼むわね】
咲妃さんを残し俺達は流山本陣をあとにした
浪士【止まりなさい貴方達、何をしているの?】
うさぎ【てぃやぁ!運悪かったな今の俺は機嫌悪いからな。衛 皆を連れて敵の包囲を突破だ!】
衛【おぅ!】
千鶴【姉貴!羅刹クリスタルは使うな!】
うさぎ【るっさい!ぐっ…!羅刹エターナルメイクアップ!】
そして俺は千鶴の制止をはねのけ羅刹ムーンとなった
ムーン【‥大丈夫だあの人が此から受ける痛みと比べりゃ全然なぁ!!衛達は逃げ切れたか?】
千鶴【うん、多分】