薄月鬼 華封緑

□第三話
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源さんの話によれば平助はカレン先輩と共に桜淋中学校へ転校するみたいだ。一女は転校はしないが先輩についていくみたいだな


源三郎【うさぎちゃん、実はね、平助君の転校のはなしだけど】

うさぎ【どうしたんだよ源さん、やっぱり…】


源三郎【それが、平助君の桜淋中学校の転校は無くなったよ。】

うさぎ【よかった…屯所であえなくても学校で会える…】
そして、次の瞬間

うさぎ【一女。平助!】

平助【あ、うさぎ。実は俺、転校せずに済むかも】

一女【あたしは元々転校など望んでいない。学校位は皆と居たい本当なら屯所にも居たかったからね】

うさぎ【うん…だよなぁ…俺だって屯所抜けたくねえよ!けど…[転校させない代わりに御所護衛してくれ]って言われたのよカレン先輩に】

一女【だけどまた学校で会えるから大丈夫だよ。】

うさぎ【う…だよな、けど寂しい…今までみたいに屯所で会えないだろ】

平助【うん。ほらうさぎ、落ち込んでちゃ先進まないよ!】

一女【ああ、そうだね…大丈夫だから無事に戻るからね!そん時はまた宜しくね…副長】

うさぎ【じゃあな…俺もいければ行くよ…またな、一女…平助】

平助【じゃ、行くよ…バイバイうさぎ。また学校でな!】


2人と別れて俺はいつものように隊務と勉強掛け持ちだ
それは彼奴らもだけど

一女【…やっぱり行きたくないな…】

平助【だよね。でも仕方ねえよ。行こ。一女】

華封緑第三話 完
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