薄月鬼

□第七話
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その時土深ちゃんは 【そ そりゃ男子が一人居れば頼れる幅も広がるわね】といいそれに対して祐樹は【土深ちゃん、男子に弱いからね けどだからって手のひら返すの早いわよ】と呆れる
そして未木は【気にしない気にしない。これで屯所の力仕事は美月に任せりゃいいだろ】と笑う

美月【…俺力仕事こなせんのか…?】

桃火【小姓として扱うのもまた問題ですし彼の処遇は少し考えた方が】

一女【ならばあたしが纏める三番組か、泉水が組長を勤める一番組の隊士にしますか?】

泉水【いいわよ 一女ちゃん、良太ならあたしがみとくわよ】

咲妃【ええ、泉水がいたら助かるわね】

桃火【そういう訳で泉水ちゃん。彼のこと宜しくお願いしますね】

泉水【……あんた達ね……】

〔こうして美月は俺達の仲間となり二十一世紀での生活を始めることになる美月もこの時代の屯所に段々と慣れてきたようだ五ヶ月半をすぎた頃から浪士達との戦いも徐々に慣れてきたみたいだな〕

〔良太を更正させるために稽古指導許可もだしてやれるようになったその矢先に【池田屋事件】が起こったのだが〕
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