薄月鬼
□第七話
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美月【心:戦闘要員として役にたてたのか…】
未木【どうした?美月、悩み事か?】
美月【え、うんまあ…俺らってさ京都の治安を護るためにいんだろ?具体的になにすんだ?】
未木【ん?ま 上から下まで色々だね。万引きや置き引き勿論強盗とか脅しやらも取り締まるし辞めさせる】
美月【脅し…】
未木【弱い立場の奴を苛めて楽しんだりするやつらもあたしたち新撰組が取り締まっているの】
美月【〔心:三十世紀の俺達新撰組と同じことしてるんだな、あの池田屋事件は俺にもでかい成長させてくれた一瞬だったんだな〕】
土深【おーい、よぅ美月くん】
美月【お、土深ちゃん】
土深【良太は無事に更正出来そうか?】
美月【いや‥それが余りな…】
土深【ほら‥そんな落ち込むなよ。今は駄目でもいずれはちゃんとした隊士になるから彼奴も】
美月【おぅ!】
未木【で、土深ちゃん、そっちはどうだ?何かなかったのか?】
土深【いつもと変わりないよ。外見はね。だけどみんな何だか忙しそうだよ】
未木【何だか引っ越し業者のトラックが沢山だな。】
土深【まあね。あの騒動の後だしね仕方ないわね】
うさぎ【騒動…ああアレか。】
土深【長州の人たちが京に集まって来てるからねその関係であたしたちも警戒態勢強化中ってわけ。】
未木【池田屋の件で怒らせちゃってるからね仲間から犠牲祓わすわけ行かないからな】
土深【対長州か、それなら三十世紀から出撃令が間違いなく在るわね】