小説(リクエスト版)
□ありえねぇ
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卒業式まであと5日。
そんな中夜月は…
夜「まだこんなにあんのかよ?」
生徒会室で仕事を片付けていた。
コンコン…。
夜「はい。どうぞ…光原先生。」
夜月はドアの方を見ずにそう言った。
光「なんだぁ〜♪またバレてしまったかぁ…」
光原は生徒会の顧問でもあり、部活の顧問でもある。
夜「当たり前です。三年間も一緒にいたんですからね!!」
夜月は何処か怒りを見せたように言い放った。
光「ははっ(笑)そういえば片付いたか?♪」
その言葉に夜月はちらっと光原を見て睨んだ。
夜「終わると思いますか?」
光「お前ならな♪」
夜月はため息をついた。
夜「てか何故卒業式に解任なんですか?」
光「仕方ないだろ?お前のせいで中々後継ぎが決まらなかったのだから。」
夜「そんなのしりません。本来なら11月には解任のはずですよ?しかも会長だけ決まらないなんて…。」
光「お前があんなに生徒達に信頼された会長などやるから決まらないのだ。お前の後なんてプレッシャーだろうからな♪」
夜「俺は何もしてません。それに何故今、俺が卒業後の仕事までしなくてはいけないのですか?」