なると

□野菜
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「カカシせんせー!!」
「ぅお…ナルト、そんなに勢いよく飛び付くなよ」

任務が無事終了し、解散の合図をした途端に、この班一の元気っ子…うずまきナルトが班の担当上忍である、はたけカカシの背中に勢いよく飛び付いた。
その行為に、言葉だけは咎めているように聴こえるのだが、カカシの顔からは幸せオーラが漂っていた(顔の大半を覆面で覆い隠しているのだが、ナルト以外の担当する下忍達、うちはサスケと春野サクラにはカカシがこの上もなく喜んでいるだろう事が嫌な位に察せた)…。

「ごめんってばよ、カカシせんせι」
「ん〜、まぁいいけどネ。で?何か用だったの?」

カカシの幸せオーラに気付かず、ナルトは素直に謝罪するが、元々怒っている訳ではなかったカカシは、ナルトに先を促す。

「俺ってば、お腹減った!カカシせんせ!たまには奢ってよ!?」
「…ナルトくん?それは奢ってもらおうとする人の態度では…」
「俺ってばラーメン食いたい!」
「……わかりました…ι」
「あら!カカシ先生?それって、私達にもですよね?」
「…どうしても、と言うなら仕方無い」


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