なると

□ジャンプの343:非情に…より
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木の葉の病院の一室に、賑やかな話し声が響いていた。
「大丈夫だって、サクラちゃん!」
「駄目よ!いくらナルトの治癒力が高いからって、こんなに何カ所も骨折してるのよ!しかも、木の葉に帰って来るまでに治らないのは明らかにおかしいでしょ!?」
「…」
アスマの弔い合戦に出た元10班とそれを引率するはたけカカシ。
それより、少し遅れで新生第7班スリーマンセルメンバーとヤマト上忍が援護に訪れた。
シカマルのこの戦いだけには負けられないと言う思いと、ナルトの完成した新術もあり何とか勝利を納める事に成功。
しかし、二回が限界であった新術を三度も使ってしまったナルトの腕はそれに耐えきれず、右腕を数ヶ所骨折するという大怪我を負ってしまった。
「この新術はここぞって時だけしか使っちゃ駄目よ!」
「うん…ありがと、サクラちゃん」
「///…分かれば、良いのよ」
誰をも魅了する(本人は全然自覚なし)微笑みを向けられ、慣れている筈のサクラさえ自然に、赤くなってしまう。
「さぁてと、治療も終ったし!サイ誘って一楽でラーメン食べようってばよ!」「…あんたのそれ、変わらないわね」
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