なると
□密談は居酒屋で
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ひょんな事から、記憶が4才に迄逆行してしまったナルト。
記憶の混乱から同班のサスケとサクラの前で暗部に所属している事をうっかりバラしてしまったが、"ナルトはナルト"だと受け入れた二人。
翌日に、更に詳しいナルトの性格やら実力やらを聞いていた所に、運悪く(?)ナルトの恩師で理解者のイルカが通り掛かり、更にはアスマ班と紅班もが合流してしまい…。
イルカは自分に対し様子のおかしいナルトを見て、嫌われたと曲解するし、アスマ班と紅班の騒々しい面々が加われば、最早事態を収拾する所ではない。
仕方無く、ナルトの事を総て打ち明けるしかないと決断を下したカカシ。
殆どの者が、話を聞き終わると同時に、真っ黒い微笑みを浮かべる。
ナルトを護りたいと皆が思い、それぞれ出来る力と情報網を駆使し、大名達の何かしらの(強請る)ネタを仕入れに散っていく。
それに唖然とするのは七班達。
カカシすらも、まさかこんな事になる等考え及ばなかった為、唯唯乾いた笑いを浮かべ、サスケとサクラは同情の余地は無いと、頷きあう。
唯一、当の本人であるナルトだけが今一状況を理解できていないものの、皆が自分を認めてくれた事を知ると嬉しそうに破顔したのだ。
そして、数日後。
人生色々にやって来たカカシに今夜19時に居酒屋・木の葉で作戦会議だと告げてきたアスマ。
「は?」
「お前とナルトの(暗部の)任務は他の奴に回して貰ったから安心して来い!!」
そう言うと片手を上げ、遅刻するなよ!と言い、去って行く。
「作戦会議…って、何の??」
何の事か全く分からないカカシは、暫くその場に立っていたが、行かないと後で五月蠅そうだと観念し、この事を伝えるべく死の森にある屋敷へと走り出す。
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