銀魂

□新八+洗濯+居眠り=マミィ
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「ただいまヨー…」

秋の気配漂う、宵の口。

定春の散歩から帰って来た神楽は少し、小さな声で帰宅の挨拶をした。
それと言うのも、遊びに夢中になり過ぎてしまい、約束の時間までに帰って来なかったらである。

以前約束を破った時、新八からきついお小言をもらったのだ。

その時の彼の顔には、普段よりもとても優しげな微笑みが浮かんでいた。
しかし、漏れ出す怒気は半端では無く、神楽は涙ぐんで何度も謝った…。

そんな過去がある為、今日も門限を破ったせいできっと新八に怒られる。
そう思い、自然声は小さくなり、こっそりと部屋を伺う様に入って行くのだった。



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