リボ〜ン

□幼き日の追憶U
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庭の縁側から家へと入った綱吉は、忙しなく動いている両親へと来客が来た事を告げる。

「パパ、ママ。おきゃくさま、きたよ」
「お!来たか。サンキューなツナ」
「つ〜くん、ありがとう。」

知らせに来てくれた息子に礼を言うと、玄関の方からチャイムが聞こえて来る。

「は〜い」
「いらっしゃい!待ち兼ねたぞ!」
「突然すまんの」
「いらっしゃいませ。さぁさ!立ち話もなんですのでどうぞ中へ」
「これはどうも、では失礼します」
「失礼」

中へと案内し、居間の座布団へと二人を勧める。

「電話を貰えれば迎えに行きましたに…迷いませんでしたか?」
「あぁ、大丈夫だったよ」
「俺が居るんだ、迷う筈無いだろう」
「そうは言ってもリボーンだって日本は初めてだろう?」
「前もって教えてもらって住所があったからな、問題ない」
「あっはははっ!そうか」

素っ気ない喋り方のリボーンに差して気にする事なく話す家光。
そこへ、お盆を持った奈々がやって来た。
冷たいお茶を客人と家光、綱吉の前に置き、座るのを見届け、家光は彼等に家族を紹介をし始めた。



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