リボ〜ン

□変化
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変化…、それは変わって行く事。
そう、俺がアイツと出逢ったことで変わったように、アイツも俺と出逢ったことで変わった…。
アイツへの第一印象は赤ん坊の癖に、大人と同じ、いやそれ以上の知識、非常識なまでの行動…生意気なガキ、と言うのが正直な所で…。
その印象に色々な出来事やら事件やらで他の印象も加わるようになった。
その中でも一番驚いたのが、アイツが三歳になったばかりの頃、もう俺の肩位までに成長したていたアイツ…寝床のハンモックもそれなりに補強していたのだが、俺が学校に行っている時昼寝をしていたら壊れた、と一言言われ夜俺のベットに寝ると言ってきたのだ!
出逢った当初なら、きっと問答無用で俺のベットを占領して寝るはずだったろうに…狭いからとくっついてきて眠ったアイツ。俺より少し高い体温を俺は一生忘れないと思った。
そして、その時俺はアイツ、リボーンの事をまだ小さい子供なのだと認識した。頭や躯ばかり成長したタダのガキ、甘え方も知らず、甘えさせてくれるであろう唯一の人、九代目とは対等な友でありたいと思っているリボーンを尊重し、甘えさせる事が出来ない。
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