リボ〜ン

□煙草の煙と爆煙と...
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リボーンがツナの家に来てから一週間が経った。この一週間というもの、ツナの部屋からは毎日のように金属音が聞こえてくるようになった。

ツナの部屋である一室の中央にリボーンとツナは何故か、向かい合って床に置かれた座布団の前に座っていた。
「「ready go!」」
突然二人は、掛け声を出すと、座布団の上に乗せてある、分解された部品を両者、物凄いスピードで組み立てていく。
「ba「bang!」
「…あぁ!また負けた!!」
リボーンに遅れる事一秒弱。ツナはリボーンの左胸へと組み立て終えた銃を突き付けた途端に嘆いた(因みに、リボーンはツナの頭に銃を突き付けた)。
「ちょっとだけだろ」
「その差がヤなの!よし!今度こそ勝つ!もう一勝負!!」
「…もう組み立てる銃はないぞ」
「あ、本当だ…」
二人が出していた金属音は銃を組み立てる音であった。
二人の周りには既に組み立て終った銃が何丁か置かれている。
「はぁιまだリボーンには勝てないか…ちぇ、まっ良いか…リボーン付き合ってくれてありがとう、お礼に日曜の3時のオヤツ、何かリクエスト受けるよ。何が良い?」
「…ブラウニーとツナの淹れた珈琲」
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