リボ〜ン

□スランプにご注意を...
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「おい、ツナ。次の奴はどうするんだ?」
「ん?あぁ、今タイミング調整中」
「そうか、そろそろラスト、行くぞ」
「「ready go!」」
毎朝の日課になっている、銃の早組み立て勝負。二週間前から始め、今日まで一度もリボーンに勝てないツナは、今度こそは!と気合いを入れ、無駄のない動作で組み立てて行く、すると…
「「bang」」
「あ…」
「とうとう、追い付かれたかι」
綺麗に揃った言葉と動作。二人共、相手の額に突き付けた銃をそっと下ろすと、リボーンは嬉しそうにそう言った。
「やった!やっとリボーンに追い付いた〜」
「ま、ツナは呑み込みはえーからな」
「ふふ、こうなったら次はリボーンに勝たなきゃね!」
「それは、譲れねぇな」
「頑張るもん!」
「ま、それは追々に…つか、時間だぞ」
机の上の時計を指差し、時間が無い事を伝える。
「あっ!本当だ、しかも今日から風紀強化月間だった!!!じゃ、行ってきます!」
「気を付けてな」


遅刻しないように、調節しながら学校まで来たツナは、ふと校門前に人だかりが出来ている事に気付いた。
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