ぬらひょん

□酒乱が及ぼす効果
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「そっ総大将!!??」
「あの!!??」
「それはですねι」
「何と申し上げましょうかι」
「えぇ〜い、落ち着かんか!」


慌てふためく四人に、ぬらりひょんは一喝する。


「で?何の話じゃ?」
「はい…先日催された宴会の時の話をしておりましたιなあ、黒ι」
「(拙僧に振るな!青!!)…その時、若様が誤ってお酒の入ったジュースをお飲みになってしまいまして…だよなι首無!?」
「(そこで振りますか!?酷いですよι)私の確認不足によりリクオ様にとんだ事を……お酒に酔われてリクオ様は酔っ払い状態になられまして…我等の所へ近寄られては小さい頃の様に甘えられたりなさってましてι」
「丁度総大将は、同時に開かれた幹部会で居間の方に居られた為、存じ上げないのかと…」
「ふぅむ…何ぞ面白そうだの!」
「「「「へ!!??」」」」
「よし!今日も幹部会がある、リクオを酔わせてみよう!」
「「「「えぇえぇぇ―――!!??」」」」
「楽しみじゃわい!」


流石、悪戯好きのぬらりひょん。
リクオ同様考え付けば即行動。


妖怪の総大将たるぬらりひょんを四人が止められる筈もなく、促されるまま片棒を担がされるのであった。



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