*Dream*

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『第6話。 作業員を探せ!withウンチク助手〜a rouse〜』



タチワキシティは昨日の大雨が嘘のように本日は快晴だ。
ポケモンセンター前にはヒュウとメイとシオンが集まっており

「じゃあ俺は、20番道路でポケモンを鍛るからお前達もジムに挑戦するなら強くなっとけよッ!」

ヒュウがそう言って20番道路に続くゲートへと走っていった
そんなヒュウの見送るとメイも

「シオンさん!私達も早速タチワキコンビナートへポケモンを鍛えに行きましょう!」

ヒュウ同様に気合いが満ちている様子にシオンは頷いて

「そうだな。私もタチワキコンビナートに生息しているコイルをゲットしたいしな」

次に挑戦するタチワキジムのジムリーダーは毒タイプのポケモンの使い手だとジムがあるライブハウス前に居たスキンヘッドの男が教えてくれたのだ。

毒タイプには電気タイプが弱点だとも補足もして。

メイはサンギ牧場ででんきタイプのメリープをゲットしていて既に手持ちに加えている為、ジム戦にはメリープで挑むのでレベル上げがメインだ。
シオンはメリープをゲットしたものの他のポケモンの事を知りたいという事で図鑑埋めにポカブ達のレベル上げとコイルゲットが目的だ。

「えっと場所は…タチワキコンビナートはこの先ですね!」

タウンマップのルートはポケモンセンターからそのまま真っ直ぐに矢印が表示されていた。
コンビナートに向かう中で遠くから響く船の汽笛と時折、水面から飛び跳ねる水ポケモンの姿が目に入る。

「タチワキコンビナートにはどんなポケモンが居るのかな〜?」

ウキウキしながら歩くメイ。
海独特の潮の香りに導かれる中でその先には機械音と蒸気を上げる施設が見えた。

「タチワキコンビナートに到着みたいだな」

2人がタチワキコンビナートに足を踏み入れた瞬間。

「よう!そこのトレーナー達!ちょっと良いか?」

まるで例えるなら大工の棟梁の様な
そんな気持ちの良い威勢の良い声に呼び止められたのだ。

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