Poetry etc

□記憶の扉
2ページ/3ページ



でも、その頃から貴方は変わり始めた。


少しずつ、確かに貴方らしくなくなっていった。



記憶は曖昧だが、言った覚えがある。


「お前らしくない」と。



私の言葉は届かなかった‥‥そう、記憶している。





私は自分の認める私になれた。


だから次は貴方の番。



今なら貴方の心に響くよう、私の気持ちが伝えられると信じているから。



またいつか会えたなら、元気な声でこう聞きたい。




「お前らしく生きてる?」




貴方が私の目標であった様に、今度は私が貴方の目標になりたい。



偽善でも良い。


それが私が認めた私らしいと言う事だから。



自分で自分を認められる、そんな人に貴方にもなって欲しいから。




→アトガキ
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ