ごめんね、

□M疑惑
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「だぁぁッ!!止めろー!」


ドゴッ!



宍戸の叫び声と鈍い音が氷帝学園男子テニス部部室に響き渡ッた。




「あぁ…ッ!宍戸さぁんッ!行かないでくださぁーッい」



クリーンヒットをくらッた腹を押さえ、ヨロヨロと宍戸を追い掛ける鳳。


鳳は何とか宍戸を呼び止めたものの、言い合いになッている。




「…なぁ…鳳ッてMなんとちゃう?」




氷帝テニス部(自称)天才の忍足が、宍戸と鳳の言い合いを見つめながら問い掛ける。





「アーン?テメェの目は節穴か


嘲笑の笑みを浮かべ、忍足を見下だす跡部。




「そーだぞ侑士!役に立たねぇ眼鏡だな!!?そんなの割ッちゃえよ!!



ピョンピョンと跳ねながら罵倒する相方・向日。



「割っちゃえ割っちゃえー」




いつの間にか開眼済みのジローも加わる。
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