ごめんね、
□これでも日常茶飯事なのです
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「宍戸が鳳に辞書借りたて言うたやん?その辞書に鳳亮って書いてあったんやて」
「あいつ…」
冷ややかな目で鳳を見やる。
鳳は宍戸に釘付けで気付いてない。
「宍戸は消そうとしとったんやけど、何や精神的にダメージを与えたかったんか、でっかい×印をうって鳳に返してん」
何故そこまで知っているか誰も聞かない。
大体想像はつく。
「で、それがどーした。アーン?」
そろそろ苛々し始めた跡部。
「せっかちやなぁ景チャンはv」
苛立ちで血管が切れそうだ。
「鳳亮ってなってたやん?×うったらそれが鳳×亮になってしもて、鳳が勘違いしたんや。「宍戸サ〜ンッv宍戸サンから誘ってくれるなんて!俺…俺、嬉しいです!!!」やって。宍戸もようやるわぁ〜v」
一人で熱弁している忍足をよそに、レギュラー陣は
「おい、鳳×亮ってどうゆう意味だ?」
「…さぁ?」
「何で×うつと誘われてるコトになンの〜?」
「意味が解りませんね…」
意味が解っていない様子だ。(普通)
「おっ!知りたいか?知りたいんなら俺がおし「ッだぁぁぁぁっ!離せ!離しやがれ長太郎!」
完全に掻き消された忍足の声(デジャブ)
「宍戸サンから誘ってきたんじゃないっスかぁ〜v照れなくてもいいのにぃv可愛いv」
必死になって鳳を押し退けようとする宍戸。
完全に目がイッてる鳳。
力の差は歴然としている。(愛の力)(違っ…)
身の危険を感じた宍戸は最後の手段に出た。
「長太郎…」
「はいっv」
目の前に宍戸のタオルをちらつかせる(使用済)
「いーか長太郎、俺のタオルだぞ。とってきたらコレをやる」
「えッv」
宍戸の鞄から盗み出そうとして幾度となく失敗している。
絶対欲しい逸品だ。
「しかもコレは長年俺が使い続けている愛用品だ。激レアだぜ」
「レアッ!!」
アホみたいな顔で一言一言に反応する鳳。
アタシも欲しい(知るか)
「欲しいか?」
「はいッ!!」
目をギラギラ輝かせ涎を垂らし懇願する。
アタシもほ(以下略)
「そーかそーか。よし…とってこーいっ!!」
力の限り投げる。
重りがつけてあるので非常に良く飛ぶ。
「しッ宍戸サンのタオルーv」
走れ、忠犬・長太郎。(音速ダッシュ)
その短い間に宍戸はテレポートした。(帰ッた)