ごめんね、

□天使と悪魔
5ページ/6ページ

「ん〜…何だよ…煩ぇなー」







と、そこに女神・宍戸(違う)が起床。







寝起きで頗る機嫌が悪い。








「あ、おはよぉ宍戸〜」







「お…はよ、う…ございます」





早くその場から逃げ出したい鳳。






「ねぇねぇ宍戸ぉ〜長太郎が宍戸にキスしようとしてたよ〜」








鳳に見せ付けるように宍戸の近くにピッタリと寄り添うジロー。






「ぅあっ!?」






顔が一気に青ざめる鳳。







「しかも宍戸が寝てるのを良いことにあーんな事こーんな事までしようとしてたC〜」






微妙に脚色して宍戸に伝えるジロー。






まぁ実際考えていたことはこんな感じなのだが。







「へぇ…」






宍戸の額に青筋が入りました。







鳳君、逃走準備完了







ヨーイ………












ドンッ!








逃げました鳳君!!






早い!早いです!!!







「待てこのアホ長太郎――!!」









あっと言う間にテレポートで追いつく宍戸。











「あははははははっ!!!!!!!」






爆笑ジロー。







「あー…マジ面白ぇー!!岳人もこればよかったのに〜」








黒いです!ジローちゃん!!!












ちなみにあれからこってり絞られた長太郎君は、宍戸さんに3ヶ月もの間禁止令を出されていました。




「ぅあ―――んっっっ!!解禁してください――!!」



必死に宍戸に泣き付いても今回ばかりは許して貰えませんでした。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ