反対な彼女

□反対な彼女−未来−
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ピピピ・ピピピ・ピピピ携帯のアラームが鳴り響いた、ついでにバイブレーションもブーブー振動している

「朝か」

うるさい携帯を止めながら体を起き上げた
ついでに携帯の時刻も確認。アラームは6時にセットされているから今は6:03分
朝はゆっくりしたい私は早めにいつも起床する

やっぱり朝ごはんはしっかり食べて、胃を落ち着かせてから出社したいからね

「さて。とりあえず着替えよう」

寝間着姿じゃあ彼女を起こしにはいけないもんねぇ。さすがに恥ずかしい

リビングを見渡した限りじゃあまだ彼女は起きていないみたいだし好都合だ早く着替えよう
ソファーから起き上がり荷物部屋に向かう
着替え類は全部寝室ではない部屋に置いている。まあ今は引っ越して間もないからゴチャゴチャなんだけどね
ああ。早くかたしちゃいたいなー

荷物部屋のドアを開けて中に入る
そしてクローゼットのドアを開けてハンガーにかけてあるスーツを手に取った
スルスルと寝巻きを脱いで着替えていく

まずはボウタイブラウスを着て次にワイドパンツをはきベルトをして手にコンパクトジャケットを持ち部屋から出た

そういえば彼女も仕事着のようだった
彼女はストライプのシャツワンピースを着ていてブラウスとスカートがボタンでドッキングされその部分がリボンのように紐で結ばれていた

そういえば可愛かったなあと今更思った

彼女ここから家が近ければ良いが…さすがに昨日と今日の服が一緒なのは嫌だろう
もし遠いようなら貸したって良いが、私と彼女の服の趣味は確実に違う

リビングに入ってテーブルの横に置いてあるイスにジャケットをかけた

時計を見たがまだ6:12分

時間的には十分な余裕がある
さて洗顔ついでに軽くメイクでもしなきゃなぁ
本当はあまりメイクは好きじゃないがいちおう社会人だからね。身だしなみは整えなければいけない

とりあえず一通り用意が終わったら彼女を起こしにいこう

だから私は洗面所に向かって歩いていた
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