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□欲望から生まれる無垢
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「も、いッスよ。
マユリさん…、後ろ。向いて?」





喜助はマユリの咥内から猛った自身をズルリと抜き出すと、彼を後ろ向きに四つん這いにさせるべく促した。



素直に従うマユリ。



ゆっくりと、マユリは細い躯を動かして喜助に背を向け床に両手を付いた。


ひごろ日の光りを浴びない彼の背は、もともと色素の薄い喜助の肌とはまた異なり、化粧を落としてもなお病的に白い。





「もっと尻、上げて?」



喜助は優しくもハッキリと、マユリに指示を出す。


暫く戸惑うような仕草を見せたマユリだが、やがてゆるゆると肘を付き上肢を落とすと、自ら尻を喜助に突き出すような姿勢になる。







「うふふっ…。マユリさん、やらし」



喜助の目前に現されたマユリの秘孔の色素は薄く、今から感じる快楽を思うと喜助の性器は更に熱く反応した。





自らの指を唾液で濡らし、そろそろとマユリの秘孔に宛がう喜助。



「んッ…、」




それだけで感じるのか、マユリの細い腰がピクリと波打った。





「あはは、マユリさん敏感すぎっスよ〜。」


喜助がからかうように言えば、後ろ向きにマユリに睨まれた。





「浦原…、やる気がないなら私は帰るヨ」


少し怒気の篭ったマユリの声。

しかしそれすら少し熱っぽい声色に聞こえてしまう自分は可笑しいだろうと、頭の片隅で喜助は思った。





「冗談すよ。ここで帰られたらアタシのアレ、おさまらないッスもん…」





そう言うと喜助は一気に中指をマユリの秘孔に埋め込んだ。




「アぅッ!んっ…」


マユリの口から小さな甘い声が漏れる。



秘孔に異物感はあれど、痛みは既に感じない躯になっている様子で。

マユリの後ろ脚から覗く性器は愛撫もなしに緩やかに立ち上がりかけている。





喜助はそんな淫らに変化してゆく彼の姿を見るだけで、異常な興奮を覚える。





普段冷静なマユリが自分の躯で淫乱に乱れ欲望に忠実に動く様は、喜助の雄の本能を揺さ振ってしかたがないのだ。












「マユリさんの躯。やっぱりヤラシ…、」



喜助はうっとりと囁くと、マユリに埋め込んだ一本の指を更に深く入れ、グリッと尻の内壁を擦りあげた。






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