naruto
□第2話
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―朝。
今日は下忍最初の朝、ナルトが起きると、そこには良いにおいがただよっていた。
「お…ナルト起きたか?朝ご飯作ったからはやく食べろよ?」
「…ナル兄ちゃん?」
昨夜はあきらかにいなかったはずのナルがいるのだから驚くのは無理もない。というよりこの青年はどうやって、鍵がしまってる家に忍びこんだのだろう。そのことに関してはナルトも気にしてはいけないと本能がいっていたのでなにも問わなかった。
それから、いつもの食パンと牛乳にナルがつくったハムエッグ(ナルトにとって御馳走)を食べ、二人は家をでた。
―アカデミー多目的ホール
―ナル視点―
ナルトとは、ホールにはいったあとわかれた。ナルトは一緒にいようというが,そんな気にはなれない。なんたって、今日から俺は本格的に護衛任務をやらなくてはならない。
遠くから、ナルトと最優先護衛対象のうちはサスケを観察する。
ナルトをみていると、ナルとの思い人であろう春野サクラがやってきた。サクラはサスケの横にいきたいようだ。
そんなサクラをみてナルトはサクラの思い人であるサスケが気に入らないようだ。ナルトはサスケを近くから眼とばしていた。
そんなとき、俺はふと嫌な予感がして、二人のもとに向かった。
―ナル視点終了―
ドンッ「あ!わりぃ…」
サスケの前に座っていた少年がナルトにぶつかった。ふつうなら、このあとナルトとナルトの目の前にいるうちはサスケはキスをしてしまうとかいうシュチュエーションになるが、ナルトの兄であるナルはそれを許しはしなかった。
ナルトが倒れる寸前にナルトの服をつかみ阻止をしたのだ。
「大丈夫か?(あぶねぇ…危うくナルトがうちはにとられるとこだった)」
「ナルにi『ナルト…俺のことはナルって呼べっていったろ?((怒』」
「…な、ナルありがとだってばよ…」
「…ちっ…」
ナルトはきずいてないようだったが、ナルは見逃さなかった。
「…きみ、うちはサスケくんだっけ?」
「…っ!!あ、あぁ…」
サスケは目を見開いた。何故かというと、他には気づかれないようなごく少量の殺気をサスケにだけむけたからだ。しかし、殺気などむけられたことのないサスケにとっては、クナイを首の近くに添えられているぐらいの威圧感だった。
(本当にこいつだいじょうぶか?こんな、ちょっとお灸をそえた程度で顔色かえやがって…)
いろいろとよろしくと言おうとおもった瞬間に海野イルカが入ってきた。
それから、各自席につかされた。そして、イルカから簡単に下忍になってからの説明をされ、1班から順番に班を発表された。
「次、7班。えー…7班は今年はぴったりではなかったので、3人1組ではなく異例の4人班になる。では、発表する。7班、春野サクラ、うずまきなると、うちはサスケ…それから波風ナル」
喜び、落ち込みは人それぞれだった。サクラはサスケがいて喜び、ナルトはサクラがい喜んだ。サスケはナルの名前があがった瞬間、微妙な顔をしていた。
それから、ホールに次々と各班の担当上忍が迎えにきた。残るは7班のみだった。
ナルトはいつものように悪戯をしかけ、サクラは外見では止めているが、実際な楽しんでいた。
「おい…」
「…ん?なにかな、うちはサスケくん。」
「…お前、なにもんだ?」
「えっ俺?俺は君と同じただの下忍だよ?」
各自、そんなことを繰り返しているうちに担当上忍がやってきた。ナルトがしかけた罠はわざと引っかかったのだろう。
「きゃははは!!引っかかった!!引っかかった!!」
「先生ごめんなさい、私はとめたんですが、ナルトくんが…(OK!OK! よみ通りのベタなオチー!!)」
「(これで本当に上忍か?頼りなさそうな奴だな…)」
「………」
思うことはひとそれぞれであった。
「ん―――――…なんていうのかな、お前らの第一印象はぁ…嫌いだ!!」
(はぁ…先が思いやれる…)
それから、場所を移動し外にきていた。
そして、はじめにカカシの提案で自己紹介をすることになった。
まずはカカシから、
「オレは、はたけカカシって名前だ。好き嫌いをお前らに教える気はない!将来の夢…っていわれてもなぁ…ま!趣味は色々だ……」
結局わかったのは、名前だけだった。
「じゃ、次はお前らだ。右から順に…」
「俺は、波風ナルです。そうですね…好きなものは、俺も教える気はありません。嫌いなのは…そうですね、平気で3時間遅刻して、人の予定を狂わしておいて、謝らない奴ですかね…」
「………;;(あれこの子もしかして…)」
「(てめぇのことだよ、コピー忍者。)」
「じゃ次、(あれ?もしかして、蒼黄?)」
「(………)」
「(蒼黄の素顔はじめてみたv)」
そのあと、ナルト・サクラ・サスケの順で自己紹介をしている間、ずっと畑カカシの一方てきな読心術をつかっての会話は続いた。
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