school alice

□第1話
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「それより、先生はなんで外にでてきたん?」

「あー生徒の脱走情報があったからねv」

「生徒?」

「うんv」

ドカーン!!!

「やっぱり来てよかったv」

爆発音と共に現れたのは黒猫のお面をした初等部の男子生徒だった。

「(黒猫…)」

「蜜柑ちゃん、そこ動かないでねv」

「…」

すると鳴海はムチを取り出した。

バシンっ!!!

「っつ…」

「おやすみv」

チュッv

ムチで叩きおろし、そして男子生徒の額にキスをした。

「(キモイ…)」

「さて、蜜柑ちゃん?たしか伯父さんをまってるんだったよね?」

「そうやで?」

「なら、僕が近くまd「蜜柑。」」

鳴海の言葉が終わる前に呼び声がきこえた。

「あっ!!!一巳さんv」

「「えっ!!!」」

学園の中からやってきたのは正真正銘、高等部校長である行平一巳であった。

「おっお疲れ様です!!!」
「高等部校長!?…えっならこの子は…」

「ん?君は…たしか初等部の鳴海先生?あぁ…君は知ってたな…この子は」

「うちは、佐倉蜜柑!!!まっ察しの通り、泉水さんと柚香さんの娘やで!!!」

「えっ…」

「さて、一巳さん。うち今日から初等部に入学するから!」

「………蜜柑、お前…」

「もう、決めたんや」

「……勝手にしなさい。」

それは、頭を抱えながら渋々了承しているようだった。
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