オールマイティー１０
□００５
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『ここの、クリームの盛り上がり。新学期が楽しみって気持ちっぽいですね』
そうのべれば部長は驚いて、笑う。
観｢眞鈴ちゃん、大正解!｣
天｢え、分からない…けどイタダキマス｣
朔｢新学期、といえば…もうこんな時間か｣
観｢そろそろ準備したほうがいいよ朔良、生徒会の打ち合わせあるんでしょ、始業式の｣
朔｢そーだね｣
朔良はそう言うと、制服の上から上質そうなガウンを羽織った。
天｢わ、何それ制服？｣
『かっこいー…』
朔｢東条学園の正装だ｣
『ほぇー…』
観｢男子はガウン、女子はケープ着用だよ｣
天｢そうなんだっ｣
その後現れた姫絽にケープを渡され、着用した私たちは一緒に始業式に向かった…はずなんだけど。
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