*銀魂Books*
□試される絆。
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嫌な予感がした。
胸騒ぎはしてたんだ。
「銀さん!いい加減ゴミの分別してください!」
「ヤダ、メンドくさい」
「じゃあ捨ててきてください!」
「あーったよ」
「んだよったく、ゴミなんて分別なんかしなくたって燃えるんだよ」
ゴミ袋を置いて帰ろうとした時。
「…よぉ、久しぶりだなァ」
「テメェ、なんでこんなとこにいやがる…」
目の前にいたのは…高杉晋介。
「白夜叉とも言われてたテメェがこんなに平和に暮らしてるなんて…」
ククッと不気味な笑みをした。
「…壊したくなるなァ」
「高杉…テメェ何考えてやがる」
「鬼兵隊に入らねぇか?」
するとぞろぞろと宇宙海賊春雨が現れた。
「…指名手配犯のテメェがこんな派手な事してていンかよ…」
くそっ…木刀持ってくンの忘れた…ッ
「テメェの力は鬼兵隊にとって良い戦力になる…」
「選択肢は二つだ。俺の仲間になるか、俺に殺されるか。」
「嫌な選択だぜ…」
「俺はテメェみたいなもんの仲間にもならねェし殺されもしねェ……俺は!自由気ままに生きてくだけよ!」