*銀魂Books*
□試される絆。
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いつになっても銀さんが帰ってこない。
「ハァ…何をやってんだァ?あの人は…」
そのうち帰ってくるだろうと捜索もせずにあれから…1週間。
「…新八ィ、銀ちゃん何処に行ってしまったアルか?なんで帰ってこないの?」
「さァ…僕にもよく…」
万事屋にはしんみりとした空気が流れてる。
「邪魔をするぞ。」
「桂さん!」
「ヅラァ!」
「ヅラ、銀ちゃんが1週間帰って来ないネ。何か知らないアルか?」
「ヅラじゃない桂だ。…そうか。貴様達なら何か知ってると思ったのだが…」
「何かあったんですか?」
「いや、詳しくは分からんが…宇宙春雨鬼兵隊に銀髪の男がいる、という情報があってな…1週間帰ってこないとなると…もしかして…」
「そんな!!」
「明日の晩、高杉率いる鬼兵隊の違法取引、宇宙春雨軍の船が来る。俺はそこに乗り込むつもりだ」
「1人でですか?!」
「エリザベスもいる」
「私たちも一緒に乗り込むネ!!」
「いや、しかし…貴様達に何かあったのでは銀時に合わす顔がない」
「銀さんがいるかも知れないんでしょ?!なら僕達も一緒に行きます!」