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□解剖学
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*複胃
草食動物、なかでも反芻動物とよばれる動物は
胃を4つもっています。
これを複胃といいます。
反芻動物の具体例はウシ・ヒツジ・ヤギなどです。
最初から第一胃、第二胃、第三胃、第四胃とよびます。
第一胃から第三胃までは無腺部からなります。
無腺部というのは、
胃腺がなく、消化液を分泌しない部分です。
第四胃は腺部をもち、
私たちと同じように胃液を分泌します。
食べた草を「第一胃」いわゆる「ルーメン」へとおくります。
そこで、微生物による発酵を行います。
酪酸発酵など。
第二胃はハチの巣状を呈していて、ルーメンの反芻を補佐します。
第三胃も同じようなものです!
そして第四胃で消化をおこなっています。