出戻り忍者
□3・知らせ
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届いたのを要約するとこうだ。
『先生が育児休暇なので学園に戻ってきて先生しないか』
ちなみにその先生というのは俺が世話になっていた先生で。
俺は正直安藤先生とかそろそろ引退してもいいと思うんだが…。
「んー…」
「どーしたの」
「やー、先生しないかって言われたんですよ」
確かに魅力的だし力になりたいとは思う。
が、俺も外に出て雇われている身分だ。
フリーとはいえ今はタソガレドキでお世話になってるわけだし。
「ふーん、いいんじゃない?」
「ですよねやっぱりだめですよね…って、え?いいんですか?」
意外すぎる一言に驚いた。
尊奈門たちも目を見開いている。
戦で人が必要ってことで雇われてるけどまぁタソガレドキ忍軍は優秀で確かに俺はあまり必要ないかもしれない。
でも仕事を投げ出すって…どーなの。
「だって清鷹、もう飽きちゃったでしょ」