出戻り忍者
□6・学園案内
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「何だお前は!」
「学園なら俺が案内しますよ、おじサン」
一応若めに変装したのでおじさんと呼んでも怒られないだろう。
悲しいかな童顔というのはこういうところで役に立つのだ。
「何者だぁ?」
「道は知っていますよ。子供の案内よりよっぽど信用できるでしょう」
ならいい、ということで俺は案内を任された。
ちょろい。
賊と名のつくものはたいてい少し頭が軽く出来ているものなのだ(失礼)
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