出戻り忍者
□1.日常
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ガサっ
「おい!」
「・・・ん、おお尊奈門じゃないか」
のんびりしていた俺たちの元に現れたのは今の上司の部下。
簡単に言うと先輩ってやつだな。
「尊奈門じゃないか、じゃない!組頭まで何してるんですか!」
「私が出るまでもないだろう?」
「つーかこっち押しだし、時間の問題じゃない?」
ちなみに俺の立場はというと。
この中で一番下っ端だったりする。
雇われ忍者ですから。
「出るまでもなくとも出てください組頭...清鷹も!仕事だぞ!」
「へーい」
「仕方ないな」
このあたりで皆さんに説明しなくてはなるまい。
俺は花乃 清鷹。
フリーの忍者であり今はタソガレドキ忍軍に雇われている。
あ、別に利吉さんレベルに強いとかじゃないから!