出戻り忍者

□6・学園案内
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「おにーさん、何者?」



のんびり歩いているとつり目の少年が声をかけてきた。
ちゃんと小声なあたりえらいぞ少年。



「んー、ついてからのお楽しみ」



まぁ俺はこの賊を学園に連れる気はないケドね。
頭の中で後輩を思い出しつつ俺は答えた。
少年は余計に混乱したらしく首を傾げている。



「まぁ、怪しくはないよ」



ほほえんで頭を撫でてやる。
しかしこの3人…山賊怖がってないってことはこれ、よくあることなのか?
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