□素敵な先生方
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居間のドアは開いてはいけなかったと健気な居候は思った。
そこは地獄だったからだ。
大量に転がる酒ビンと異様な雰囲気の三人の泥酔者。
一人は無心にメモをとりつづけている秋彦。
もう一人は直視してしまった事を後悔し、凹みそうな人物である鬼助教授。誰かのヒザの上で笑顔…通常ありえない。
三人目はどこかでみたような人ではあるが知らない人。別人であって欲しいと願わずにはいられない人をヒザにのせて、うれしそうにしている。


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