□素敵な先生方
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なんなんだろうか、いや追究してはいけない。早めに退散しなければ。巻き込まれる可能性大。
美咲のなかの警鐘が鳴る。
が、逃げようと思った美咲の目に飛び込んできたのは、あの鬼助教授(多分違う人であると望む)が、男にキスをしている場面だった。
「秋彦にはこんなことして貰えねーだろー。」
高笑い。もうイタすぎだ。
気分が良いのはわかるが、この幸福そうな人達はイタい。
「ヒロさん、もっとー」
「なー、カワイイだろー」
秋彦は本気でキレる数秒前だというのに、それを気にもせずにイチャつく二人。
とうとう、秋彦は爆発した。


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