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□帰り道
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「アニキ、一緒に帰りませんか?」
鰯田が言ってきた。
「何故俺が一緒に帰らなならんのだ」
「蓮野も一緒ですよ。」
(は、蓮のも!?なら行く以外手はあるまい。)
「しょ、しょーがねーなー俺も一緒に帰ってやるよ。」
「ホントですか!?じゃまた帰りに^^」
「お、おう」
(鰯田の奴、いつもより生き生きしてる気が・・・気のせいか。)


放課後
「お、学崎。」
うぉ、蓮野。鰯田はまだ来てねーのか?
「よ、鰯田わまだ、来てねーのか?」
「あぁ、まだみたい。」
鰯田ぁぁ〜速く来い!このままはキツイ!!
何をしてんだ、あいつは〜。
「ブブブブブブ」
「ぬ!」
誰からだ?
ぬ!鰯田!今日は用事があるんで先帰ります^^二人で仲良く帰ってください^^。
じゃねーよ!チキショー!

俺に、どうしろってんだよ〜!
「ん、どうかしたか?」
「いや、鰯田が来れなくなった。」
「そうか。じゃ行くか。」
「おう」
ヤベー!これは何だ!?罰ゲームか何かか!?
俺はどうすりゃいいんだ?
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