book

□散歩道
1ページ/3ページ

いつものように
「じゃかしんじゃー!」
「ア、アニキ」
(また、こいつか、それにしても よく絡まれるな、こいつ)
「ま、学崎だっ! チッ行くぞ」
俺も有名になったなぁ〜
「アニキ、ありがとうございます。」
「別に、助けたわけじゃねぇ〜。うるさいと勉強に集中できねんだよ。」
「せっかく、静かなところ見つけたのに・・・」
「アニキいつも、そればっかっすよね」
「あたりめぇだろ」
あぁ〜、最近喧嘩喧嘩の喧嘩喧嘩の毎日だ。
畜生、まともに勉強できねぇじゃねぇか。
さぁて、この後は、こいつの特訓か〜
「鰯田、校庭いくぞ。」
「あ、はい!」
あいかわらず、やる気わ有るな。
さてと、俺は勉強勉強。
「あ、お前ら今日は速いな。」
「お、は、蓮野!。」
うわぁ、びっくりした。いきなり来るとは、心臓に悪いな。
「また勉強か?」
「あぁ」
「少しは鰯田の方も見てやったらどうだ?」
「しょうがねぇな、鰯田ちょっと来い。」
「はいっす!」
はぁー、とりあえず少し成果を見るか。
「じゃぁ、とりあえず俺を殴ってみろ。」
「えぇ!?なぐるんすか?」
「あぁ、その方が成果がわかりやすいからな。ほら殴ってみ。」
「鰯田、こいつ頑丈だから大丈夫だよ!。」
「ほれ。」
あぁ、いちいちやる事がおせぇーなー
「行きますよ。」
「ぬ。」
「ドガッ!」
コ、コイツ!?なんて言う事だ。ヤバイ、やばすぎる、コイツ尋常じゃないほど、弱い!。
何故にこんな弱いんだ。しかも特訓って言っていつもやってんのに、まぁそのうちなんとかなるだろう。
「戻っていいぞ。」
「はい、アニキ!」
「おい、どうだった?アイツ?」
「尋常じゃないほど、弱かった。」
すこし特訓を替えた方が良さそうだな。
「まぁ、アイツも頑張ってんだそのうちなんとか、なるだろう。」
「学崎もそうゆうこと言うんだ〜?」
「言っちゃ、わりぃかよ!?」
「いや、以外だなぁ〜って思っただけ」
「そんな以外か?」
「うん!」
「アニキー!」
「帰りましょう^^」
ん、もうそんな時間か。今日は気分転換に散歩でもするか。
「わりぃ、今日は散歩して帰るわ。」
「散歩?珍しいな、学崎でも散歩するんだぁー。」
「おかしいかよ?」
「いや、学崎だから、さっさと帰って勉強!ってイメージがあるからさ。」
「気分転換だよ。」
「ふーん、じゃあウチも行こうかな。」
え、くるの?いや それじゃぁ気分転換にならない。でも嫌と言ったら嘘になるか。緊張でストレスは溜まるが、しょうがないすきにさせよう。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ