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□二度目の散歩
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「はぁ〜〜〜。」
今日もろくに勉強が進まなかった。
なんか、疲労とゆうかストレスが溜まった気が・・・。

「アニキー!早く行きましょう!」
えっ、あ、そうか特訓があったな。なんか意味があるのか、わからない特訓が・・・。あぁしょうがねぇ もうすこし頑張るか。

「あぁ、じゃ行くか。」
「はいっ!」

相変わらず元気な奴だなぁ〜。

「おっ、学崎達じゃないか。」
ん、誰?疲れてて認識できん。
「あ、蓮野!いまからアニキと特訓いくとこ。ちょうどいいし、一緒に行こうぜ。」
「あぁ。」
え、蓮野!?まぁ、いいか。取り合えず、今の状態をなんとかせねば!確か栄養ドリンク的な物があったはずだ。取りあえず飲んどけば、治るだろう。

「アニキ、何飲んでるんですか?」
「ただの、栄養ドリンクだ。」

お、視界が回復してきた。意外と効果あるな。これで、暫くは大丈夫そうだ。

校庭
「ふぅー、それじゃ始めるぞ。取りあえず走っとけ!スタミナ付くし。」
「はいっす!」

ある程度走ったら違うことさせるか。とりあえず、腕と腹筋は鍛えた方がいいな。まず、非力を直さないと。

「また、走りか。他の事はさせないのか?」
「させるさ。とりあえず、筋トレとか。腹筋とか腕の力を付けるなら、これくらいだろ。」
「確かにな。」

じゃ、俺は暫く勉強しないと。今日は全然集中できなかった。そのぶんを今取り返さなくては!。

「また、勉強かい?」
「あぁ、今日は集中できなくてな。」
「アンタにも集中できない時とかあるだ?」
「当たり前だ!俺とて人間だぞ。人をなんだと思ってんだ。」

あぁ、やっぱり疲れるし、集中できんな。そろそろ呼ぶか。

「鰯田〜!こっち来い!」
「え、はいっす。」

「なんですか?」
「あぁ、そろそろ別の事やらせた方が良いと思ってな。とりあえず、筋トレをしてもらう。言わせてもらうが、お前には力がない!だから、腕や腹筋などを鍛えた方がいい。じゃ、わかったら、やれ!」
「え、筋トレすか?」
「文句あっか?」
「いや、ないっす。」
「じゃぁ、さっさとやれ!」
「はいっす!」
「あいかわらず、厳しくないか?」
「そんなことは、ないだろ!これでも、ちゃんと考えてんだぞ?」

はぁ〜〜ヤバイまた、校庭に来る前にもどりそうだ。気分が悪い。
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