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□喧嘩
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「「はぁ〜〜、何でこんな事に…」」
どうしようもない感じで立っている古市と鰯田は言った。

今なにが起こってるのかと言うと、ただの喧嘩である。だが、ちゃんとした理由が学崎にはあった。

数分前。男鹿とべる坊+一匹が何故か助留沌高校?と言う学校に来ていた。
(ちょっと待て!一匹って扱い酷くね!俺人間だぞ!?あと+って!…あぁ、もうダメだ諦めよう)

そんな彼は無視して、何故ここにいるのかを説明しよう。
男鹿はいつものように喧嘩喧嘩の毎日であった。
身近にいる奴らで、強い奴は少ない。そんな時、古市が助留沌高校の噂を持ってきた。

「男鹿、お前、助留沌って言う学校知ってる?」
「助留沌?そんなもん知んねーよ。」
「なんか、結構そこ不良が多くて有名らしいぜ。つーか不良の為の学校みたい。最近、抗争が激しいらしいぜ。」
「ふ〜ん、じゃっ行ってみっか。」
「男鹿、一応聞いとくが、何処に行く気だ?」
「何処って、助留沌にきまってるだろ。」
(あぁやっぱりか。)

古市はこの時の事を酷く後悔している。
そして今ここに居るわけだ。だが喧嘩をしに来ているのは明確だが、どうして相手が学崎なのだと言うことだ。喧嘩をするなら誰でもいいはずなのに何故学崎なのか。
男鹿自信、別に誰でもいいのだ。ただ喧嘩できればそれでいいらしい。
その頃、古市はと言うと…
学校をでて、この世紀末な風景の街にある見るからにヤバイ店に入った。
だが古市だ。ヤバイとこに行くはずもなく、中は喫茶店だった。それもメイド喫茶!

「お帰りなさいませ。番長様!」
定員は笑顔で言った。

(あぁ〜この世紀末な街にもこんな所があるなんてー。まぁこの街に合わせたのか、やっぱり番長なんだ〜)

古市は気持ち悪い笑みを浮かべながらその場を楽しんでいた。かなり気持ち悪い顔で!!
(おい!このナレーター俺に恨みでもあるのか!?気持ち悪いって酷いだろ!せめてニヤニヤのほうが増しだよ!)

しばらくして定員の話が聞こえてきた。

「店長。蓮野さんと鉢咲さんが今日ちょっと遅れるって連絡ありました。」
「あら そうなの?」
「なんでも他の高校の奴がいきなりやって来て暴れてるとか」
(ギクッ)
(男鹿の奴早速暴れてるな。ていうか定員が、そのことで遅れるって事は女子も喧嘩するの?まぁうちの学校にもいるけど。)

そんなことを考えながら古(ryはアホなひと時をおくっていた。
(せめて古市まで言おうよ!別にアホでいいから、せめて名前言おうよ!?)

そんな(ryのことは置いといて。
本題に入ります。
(もういい。諦めよう。)

男鹿は相変わらず暴れている。
その時、学崎は勉強に集中!…できる訳もなく、「うるさいんじゃボケェーーーー!!」などと叫んでいる。

「アニキ落ち着いてください。」
「じゃかしい!一体何なんだこの騒ぎは!」
「何か他の学校の奴が乗り込んできたらしいっすよ。そして結構強いとか。」
「ほぉ、一体どいつだ?」
窓を見ながら言うと。未知の光?が出た。
「今のは…なんだ?」
「アニキ。アイツですよ。赤ん坊背負った奴ですよ。」
(さっきの光は一体…未知の光。興味深い研究すりゃUFOの開発に役立つ可能性はある!)

「鰯田!行くぞ!」
「え、行くんですか?」
「たりめぇだろ!!」
「いかねぇのか?」
「いくっす!」
「じゃ行くぞ。」
「はい!」

そして学崎と男鹿が出会うのである。
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