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□止められなくて
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「夕月……」

「焔椎真くん?」

突然ベッドの上に押し倒された。
身体を組み敷かれた状態で夕月は不思議そうに焔椎真を見上げた。

「どうしたの?」

「やっぱ俺、お前が好きだ」

「す、好きって!?」

手首を掴まれたと同時に唇が重なった。
驚きで目を見開く夕月。
視界いっぱいに焔椎真の顔があった。

「ん……っ」

胸を押し返そうと腕に力を込めたら唇が離れた。

「ダメです、焔椎真くん。こんなこと……」

「俺だってわかってる」

「なら……」

言葉とは逆にシャツの中に手のひらが入ってきた。
いきなり胸の敏感な場所に触れてくる。
びく、と夕月の身体が揺れた。

「焔椎真く……」

「感じるか?」

「ぁ、触らないで下さ……」

胸をまさぐられながらキス。
舌が絡む度に思考がドロドロに溶けていく。

「はぁ、焔椎真くん……やめ」

「そんな顔見せられてやめられっかよ」

「ダメ!そこは……」

熱くなってきた中心にズボン越しに触れられた。

「反応してんじゃねぇか」

「もう。離して下さ……」

ゆるゆると愛撫され夕月の言葉は途切れた。

「ぁっ、あん……ぁ」

「夕月……」
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