☆本棚☆
□真夏の夜に‥
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青春学園テニス部
夏の強化合宿 1日目‥その夜
203号室、手塚・越前。
「 手塚部長‥遅いなぁ、、 」
ケータイのゲームにも飽きて自分のベッドにダイブする越前リョーマ、ハードだった練習で体はクタクタ…瞼も重い「 でも 部長が帰ってくるまでは… 」
手塚と夜は対戦ゲームで勝負する約束をしていたのだ。
夕飯も食べて風呂も済ませ、あとはゲームで☆ってところを大石副部長に 練習メニューの事で相談がある と連れていかれたまま…かえってこない。
「 まったく何やってんだか‥ 」
そう呟きながら トロトロ‥とリョマ君は夢の中へ…
かちこちかちこち‥
いつの間にか消された室内灯‥
(部長…帰ってきたんだ‥)
ふと 目が覚めたのは自分の頬を撫でる手に気がついたからで…
寝ぼけまなこのリョマ君、文句も云うのも億劫で そのまま目を閉じた…。
頬を撫でていた その手 はいつの間にかリョマ君の手をソッと握り‥リョマもそれに応えるように握り返すとまた深い眠りに落ちていった…。