長編
□孤護唄
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※ これはまだ犬夜叉とかごめ、二人で旅をしているときのお話です。
【孤護唄 〜コモリウタ〜】
「あっ!村だ!ねぇ村だよ犬夜叉!!」
「うるせぇよ、ったく村ごときがそんなに嬉しいかぁ?」
村を見つけ、はしゃぐかごめの後を犬夜叉はめんどくさそうについてゆく。
かごめは負けじと言い返した。
「何言ってるのよ?村なんて七日ぶりなのよ!?なっのっか!」
「ったくガキじゃあるめぇし・・・。」
「楓ばあちゃんの村に着くまでにはまだ距離があるし、今日はあそこに泊めてもらいましょ♪」
「・・・聞いちゃいねぇな。」
村に一目散に駆けていくかごめ。
犬夜叉はため息を吐きながらも素直にかごめの後を追った。