不定の腹部症状を伴う便通異常が主な症状で、検査によっても腸管に気質異常が認められず、その症状が腸管の機能異常によると推測される症候群です。
症状を持つ人は、健康と思われる一般の人の中にも極めて多いと言われています。
欧米の研究では、人口の15〜20%に認められ、日本では1〜2割とも、14〜22%といった報告があるそうです。
そのうちの役20%が医療機関を受診しています。男女比では1対1、6で、男性に下痢型、女性に便秘型が多いとされています。
腸の機能は自律神経に支配されていて、ストレスによって働きが変わります。
よって過敏性腸症候群の発症と増悪には心理的因子が大きく関与しています。

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