隣のあいつ
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「うぉぉぉお!女だー!!!」
「女だー!!!」
「おい!こっちこい!」
ハゲ(海坊主)に紹介され教室に入り挨拶するやいきなり皆が勝手に盛り上がり始めた
あ、最後のはスルーで
「あーおまえら、むやみやたらに襲うなよ。一人ずつだ。」
「「「はーい」」」
『オイ、おかしいだろ?襲うなだけでいーんだよ』
「あい、すいませんした」
ギリギリとハゲの頭の髪をひっぱると涙目になりながら謝ってきた
「じゃあ藍沢さんは…あの珍しく来てるピンクのおさげ頭の隣な」
『はい』
一番後ろの窓際だ
ラッキー!
机の間の通路を通るたび突き刺さるような視線を浴びながらなんとか窓際につくことができた
「今夜一発どう?」
ふいに隣のおさげ頭の美少年に
声をかけられた
え?一発?
『一発って何を?』
「もちろんセックスだよ」
第一印象は最悪