追う兎と追われる兎

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今日も同じことの繰り返し




ドゴォォォン





「慧磨〜」



わたしの部屋のドアを蹴破りながら入ってくる団長




『あー!団長またドア壊して!!』




「あり?ドアなんてあった?」



ケラケラ笑いながらドアがあった場所を眺める





『…もーいいです。仕事するんで静にしててください』



「えー、暇だよ〜」


『とかいいながらわたしのベットに寝ないでください!!』




しかも匂い嗅がないで!


変態団長!!





「ねえ…かまってよ…慧磨…」



『かまってよったって…』



そんな子犬みたいな顔しないで…




『団長が溜めた仕事してんですよ?』



「………」



あ、おとなしくなった





『はあ…』




はやく終わらせるために机に向かう




………が、動けない




『だ、団長…』




団長が後ろから抱き着いてくるのだ


凄い力で…






突然修行




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